まんなか。 ～沖縄心理カウンセリング～

みなさん、こんにちは。
生きづらさを解消し、望む人生を叶えるガイド
心理カウンセリング　セラピスト＆首里織作家の
大串教子（オオグシノリコ）です。



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前回からかなり日が経ってしまいましたが、今日は続きから。
と言うより、ここから本編のスタートって感じですよね(^_^;)



ある【症状】というのは、なぜ起こるのか？
その原因はたくさんあると思います。

内的要因だけではなく、外的要因もありますし
他にも様々な原因が考えられます。



その中で私は、心理療法家という立場から
考慮し得る心の原因をお話したいと思いますね。



【睡眠障害】（入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒など）
【ダイエット】【摂食障害】
そして、最近では多くの女性が経験してる【ＰＭＳ（月経前症候群）】



この３つの症状を訴える方が多いんじゃないのかな？と
私は思うのですが。。。
今日は【睡眠障害】についてです。



お友達に「最近眠れなくて・・・」と相談されることもあるんですが
眠れなくなったのが最近のことだけであれば
まずは、眠れなくなり始めた時期に何があったのか？を聞くことで
そのストレッサー（ストレスの原因）を解消していくと改善されることがほとんどです。



ただ、程度の差はあるけれど慢性的な場合
一番多いのは不安が強い人がなりやすいと言えます。



寝つきが悪く、寝れたとしても緊張状態で眠りが浅かったり
寝ても疲れが取れていない。
質の良い睡眠でない。
寝起きなのに、首・肩コリがする。
途中で目が覚める。
時間より早く起きてしまう・・・
などが睡眠障害では一番多くあることかな？と思います。



不安が強い人というのは、ビリーフ（思い込み）で言うと
【感じてはいけない（恐いを感じてはいけない）】になるのですが
充分に感じ切れない恐さのため、身体は常に緊張状態。

そのため寝ている間もリラックスできてないんですよね。
過緊張なので、睡眠だけでなく肩こりや身体のだるさにも影響が出るのです。



他にもビリーフで言うならば、
【楽しんではいけない（幸せになってはいけない）】
【くつろいではいけない】を持っている方にも睡眠障害はみられますし



また不安が強いということに関しては、愛着障害を抱えるビリーフの
【愛着を感じてはいけない】もあります。

愛着障害のセラピーの中で、『恐さ』をしっかり受け止め
安心感を育てていったことで
「ぐっすり寝れるようになった」と言うのも聞いています。



他にも睡眠障害というと、うつの人に見られる症状でもありますよね。

となると、うつの人が持っている典型的なビリーフである
【存在してはいけない】
【子どもであってはいけない】
を扱うことで、うつそのものを改善し睡眠障害に働きかけることもします。



また、これはビリーフとは違うのですが
トラウマ体験が元で睡眠障害が起こることもあります。

いわゆる《ＰＴＳＤ》と言われるものなんですが
その症状に睡眠障害も含まれているんですね。

なので明らかなトラウマ体験がある場合には
ＰＴＳＤのセラピーをすることで、質の良い睡眠を取り戻すことができます。



このように、【睡眠障害】という症状ひとつを見ても
様々な可能性が考えられます。



眠剤や睡眠導入剤に手を出すのではなく
心理的なアプローチでの改善を視野に入れてて欲しいなと思い書いてみました。



さて次回は、【ダイエット】または【摂食障害】について書いていきますね。




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