まんなか。 ～沖縄心理カウンセリング～

みなさん、こんにちは。
心理カウンセリング　セラピスト＆首里織作家の
大串教子（オオグシノリコ）です。


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先日、姪っ子と一緒に
姪っ子が可愛がっているワンコの散歩に行きました。



子供もワンコも元気なもので
小１の姪っ子が走り出すと、ワンコもダッシュ！！
２人で追いかけっこをするのですが
リードを持ってるのは私。
私まで走るハメになりました(^^ゞ



散歩の最中、姪っ子がワンコに対して時々
「チップ！ダメッッ！！」
「チップ！こっちだよ！！」と言いながら
軽くペチッ！ってしたり
リードを引っ張ったりしてたんですね。



私から見るとチップの行動や、向かってるコースは
どれもダメなことではない。
なのに姪っ子はダメと言う。



まるで、自分にとって都合良い行動をするように
コントロールしてるみたいにも見えました。



なぜ、小１の子がそんな風にコントロールすることを覚えたのでしょう？



もしかしたら姪っ子は。。。
誰かがそんな風にしているのを見て覚えたのかもしれません。
または、姪っ子自身がそうされてきているということです。
一般的には親の影響力が強いですが・・・



たまにないですか？
すごく大人びたセリフを子供が誰かに言った時
そのセリフはお母さんそっくりだったこと。



ウチの姪っ子は
罰を与えて（軽く叩く。リードを引っ張るなど）
相手をコントロールする方法を無意識にしてるんですよね。



私は子育てにおいて、しつけとコントロールは履き違えたらいけない！と思っています。
ダメなことをダメ！！と教えることはとても大事です。



けど、自分（親）の都合の良いように行動することを教え込むのは違います。
叩く、足蹴にするなどの罰を与えてコントロールすることも違いますし
「〇〇しないと、△△してあげないよ」などの脅しに近いことも
言ってる本人に悪気は無くとも
報酬を（良・悪どちらでも）与えて他人をコントロールするのは・・・



そういえば昔、うちの父が姪っ子（当時３歳くらい）に
「じ～ちゃんとお泊りしてくれたらアイス買ってあげるよ～」と誘惑してたのを思い出しました。
他にも、お菓子をあげてから
「抱っこしよう。おいで～」と言ったら
抱っこを嫌がった姪っ子はもらったお菓子を返したことがありました・・・



最近ニュースでも、子供の虐待死のことが出ていましたね。
親はしつけのつもりだったと言うけれど
その内容はコントロールだったのでは？と思うところもありました。
（ＴＶでの情報だったので詳しくは知りませんが
泣くのがうるさかったので、黙らせるために・・・とかでしたので）



虐待死をさせてしまった若いお母さん。
もしかしたら、そのお母さんも子供の頃から
親にコントロールされてきたのかな？
なので無意識にそれが染み付いて
そして、ストレスなどの様々な要因が重なり
こんな結果になってしまったのかな？とも思いました。



コントロールするにしても
それが『支配』ではなく『守る』というメッセージだと
子どもは安心できますよね。



愛着スタイルの観点から見ても
子育ての仕方などは世代間連鎖しやすいです。
時に人は、自分が育った養育スタイルを
自分の子供にしてしまうことがあるんですね。



実は、私のクライアントさんにも多いのですが
子育てに悩み、虐待寸前まで来てて
本人も苦しみ、セッションを受けに来られるお母さんもいます。



その内容や原因は様々ですが
クライアントさんご自身も
本当は親にコントロールされていた。



けど、それには気づいておらず
自身が子育てをした時に、
子供が思い通りにしてくれないことなどで
長い間抑圧してた感情が一気に爆発してしまうこともあります。



そんなお話しも、またいつかしたいと思います。。。